初心者向け記事一覧

【入門編】スキーリフトの乗り方・降り方超簡単3ステップ解説(初心者必読)

更新日:

初心者の前に大きく立ちはだかる関門「スキーリフト」の乗り方&降り方を元スキーインストラクターがまとめました。 

いきなりですが、リフトの乗り降りって怖くないですか?『乗り降りに戸惑ってリフトを止めてしまったら…。』『強風が吹いて落下したら…。』などなど恐怖心が出てきてしまい、初心者にとってリフトはかなり強敵です。

僕も最初めちゃくちゃ怖くてなかなか乗れなかったのを覚えています!

初心者の方はあらかじめ流れを覚えておいたほうが安心して・落ち着いて乗り降りできますので、基本的なことをひと通り覚えてからスキーリフトに挑みましょう!

スキーリフトの乗り方・降り方など大きく3ステップに分けて解説します。

目次

1. スキーリフト待ちの列に並ぶまで

さて、スキーを履いた&リフト券も装備した皆さんは準備完了ですが、必要最低限の準備として、雪上をテクテクと歩けるくらいのレベルにはなっておきましょう!

【参照】最短で覚える「雪上の歩き方」など初心者必須テクはこちらでまとめています。

ある適度通常の道を歩くように自然に歩けるようになったらいよいよリフトにチャレンジです!

リフト券には2種類ありますが、まずはICリフト券の皆さん!ゲートを通過しましょう。リフト券をカード読み取り機に近づければ認識してくれ、ゲートが自動で上ります。TDlやいろいろな遊園地で導入していますので実感としてわかると思いますが、とにかくリフト券を近づければ開くのでやってみてください。

紙のリフト券の皆さんは、リフト乗り場の係員さんがチェックしてくれますので、リフトに乗るその瞬間に見せてくださいね。

2. スキーリフトの乗り方

どこのリフト乗り場も共通ですが、「ここで待て」という待機ラインがあります。この線は、前に並んでいる方がリフトに乗る準備を完了するまで待っててね!というラインです。この線で一時停止しましょう。前の方が無事にリフト乗車完了し、リフト乗り場の係の人あなたに向かって「どうぞ~」と促してきたときに動き出しましょう。

ストックを突いて進むorてくてく歩いて、誘導の係りの人のちょうど横辺りに、スタンバイする線がありますので、その線まで進んでいき、そこで待機します。この時、ストックは地面につけないように少し浮かして膝を少し折り曲げます。これが基本の待機態勢になります。

少しすると後ろからリフトが近づいてきてちょうどあなたの膝裏辺りにぶつかりますので、ひざかっくんの要領で深く座りましょう。この時、スキーは雪上に平行にしてストックは少し浮かせたままです。そうすればリフトが勝手にあなたを運んでくれますのでじっとしていてください。

スキー初心者の方がリフトに乗る際困惑する一番の原因は、スタンバイ線まで進むときに焦ってしまうためです。それを克服するためには、まず落ち着くことです

少なくとも皆さんは、雪上で歩けるくらいのレベルには達しているはずですので、落ち着いて一歩一歩ゆっくりとスタンバイ線まで移動するように心がけましょう。仮にパニクってしまい、歩けなくなったor転びそうになった場合でも横にいるスタッフさんが助けてくれるので心配はいりません!

これは内々の話ですが、スキーヤー・スノーボーダーの安全のために、スキーリフトにはスピードの調整やストップするボタンがあり、スタッフさんはいつでもリフトを止めたりスピードを遅くすることができます。つまり、準備ができていないの発進してしまったりリフトに巻き込まれて引きずられたりは無いです。心配な場合は「初心者なので手かしてください!」と言えば助けてくれますよ!

~スキーリフト乗車中はおとなしく~

大人しく景色を楽しみましょう。ほとんどのリフトには安全バーがついていますので、両隣の方に確認を取ったうえで降ろしましょう。基本的にこのバーが降りている限り落下する可能性は低いですが、ジタバタすると隙間からスルッと落ちてしまう可能性も捨てきれませんので、初心者の方はリフト上ではじっと待っていてください。

これは知り合いのスキー場勤務の友人に聞いた話なのですが、春先にスキー場の雪が解け、草木が茂った地面が現れるとともに、「財布」「スマホ」「グローブ」「ストック」などが大量に発掘されるそうです。驚くことに、片足分のスキー板も出てくるとか…。

雪が激しく降っているときにリフト上から何かを落とすと、まず見つかりません。新雪に埋もれ、次に見つかるのは雪解け後…なんて話がかなり多く報告されていますので、とりあえずリフト乗車中は、持ち物を落とさないようにじっとしておきましょうね♪スマホで写真を撮る場合も、落とさないよう気を付けてください!

3. スキーリフトの降り方

リフトに乗ったなら、ずーっと景色を眺めているわけにはいきません。

降り口が見えたら準備に取り掛かりましょう。おそらく初心者の方はこの段階が一番緊張するのではないでしょうか。なぜなら、準備をしようにも少しずつ降り口が近づいてくる視覚的な圧迫感・焦りがあるからです。でも、落ち着いて準備すれば問題ないので安心してください♪

まず、降り口から数えて2番目の支柱の横を通るとき、板の先を上げましょう。板の先が真上(直角の90度)とまではいきませんが、45度くらいの角度になるようにしてください。

同時に、乗る時と同様にストックの先も気持ち上に掲げましょう。これをしていないと、スキーの先端が降り口の手前に刺さってしまい、最悪骨折などもあり得ます。

降り口についたら、スキーをまっすぐにして、リフトのスピードを維持したまま前に進みゲレンデにinするイメージです。この時、「ここで立ち上がる」線が引いてある場所で思い切って立ち上がりましょう。おしりをやや前方の上方に持ち上げるイメージで、ほんの少し前傾姿勢になるようにガバッと立ち上がりましょう。そのまま前に滑って行けば大丈夫です。

一番大切なのは、降り口に引いてある線を意識してタイミングを図ったうえで、勇気を出して立ち上がることです。初心者の方は、この立ち上がる動作が怖いと思います。理由は転びそうだから。ただ、転ぶ場合は、ほとんどの人が後ろに転びます。つまり腰が引けているので重心が後ろにかかってしまうのです。なので、少しだけ前に乗り出すように立ち上がり足を伸ばせば、スキーはまっすぐ前に進んでくれるはずです。

ここまで書いても、実際に初めてのリフト降車は怖いです。気が引けて腰も引けてしまって、転ぶんじゃないかという不安な気持ちがぬぐえないと思います。ただ、こちらでもスタッフさんが助けてくれますので安心してください!リフト係の方は1日に何百人も見ていますので、初心者かどうかは一目でわかるようです。もし一緒に行く人が居るのなら、手を繋いで支えてもらったりサポートしてもらいましょう!

まとめ

ほとんどの方は、2~3回乗り降りすれば慣れますし、タイミングがつかめます。初心者の方は「線を意識」してください。上で記載したように、乗り口に2本・降り口に1本引かれているはずですので、そこのアクションさえ間違えなければ初っ端から失敗せず乗り降りできるでしょう。正直、誰でも1回はミスをしますし、それによりリフトを止めることもあります!誰でも1回は通る道なので失敗を恐れずチャレンジしてみてくださいね!

【関連記事】まずはスキー場を探そう!首都圏近郊のスキー場はこちら!

-初心者向け記事一覧

Copyright© THE SNOW PEAK LOVER , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.