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【雨の日スキー講座】雨のスキーを全力で楽しめ[メリット・デメリット総まとめ]

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スキー検定1級の元スキーインストラクターが雨の日スキーについてまとめました。

皆さまこんにちは!何か月も前からスキー旅行を計画して、友達に片端から声を掛けて、持っていくものも入念に準備して、気持ちの準備もOK!待ちに待ったスキー。いよいよ当日だ!よっしゃ行くぞー!

…でも朝、天気予報を見たら雨だった。

みたいなことって結構あり得ますよね。雨は濡れるし嫌だなーという気持ちは分かります。でも実は、雨の日は雨の日で楽しみポイントがあるんです。今回の記事では、雨の日にスキーをするメリットやデメリット、さらには雨の日の楽しみ方をご紹介します。

目次

雨の日のスキーは鬱(デメリット)

正直な話、好き好んで雨の日を選んでスキーに行く人は、相当な変わり者です。

それはそうですよね。晴れてる日の方がリフトに乗っているときや山頂から眺める景色はいいし、頭上に太陽がある分寒すぎないし、写真を撮ってもインスタ映えします。それに引き換え、雨の日と言ったら…。デメリットはたくさんありますが大きく分けて3つあります。

雨のスキー場はひたすら寒い

ただでさえスキー場は雪が降るような、気温の低い地域にあります。氷点下を下回ることも珍しくありません。

空が曇っていると、頭上から太陽光が届かず雪への反射もないため体感温度はぐっと下がります。それに加え、雨ときたらいかに寒いかお分かりかと思います。

視覚的な寒さはもとより、長時間雨に打たれているとウエアが浸水し、濡れるほどに体感温度がぐんぐん下がっていきます。寒がりの人には苦痛ですね。

雨で雪質が悪い

スキーが上手い人の中でも「雨の日は敬遠するんだよな~」という意見は珍しくありません。それもそのはず。雨でぐちゃぐちゃになった雪は非常に滑りにくいです

よく「シャバシャバな雪」って言うのですが、足は取られるし、スピードが落ちて爽快感はないし…。自分でスキー板を動かして推進させないといけないので結構疲れます。

視界が悪い

普通に晴れの日よりは視界が悪いです。景色がぼやけやすくなり、晴れの日ほど見通しはききません。ゴーグルをしていても垂れてくる雨で視界がゆがみます。

視界が悪いゆえに、他のスキーヤーとの接触したり雪面の凹凸に気づかず転倒したり、ある程度危険をはらむことも覚えておいてください。

雨の日のスキーは良いこともある

寒いし滑りにくいし見えにくいし…もうデメリットしかないから雨の日にはスキーなんかするもんじゃないよね!スキーはやめて温泉いこう!みたいな乱暴なことは言いません。

人によってはかえって雨の日の方がよいこともあるんです。僕もたまに雨の日にスキーへ行きますが、おすすめする理由は3つあります!

雨の日はスキー場が空いている

「雨の日のスキーは嫌だ!」というスキーヤーが多いせいで、雨の日のスキー場はかなり空いています。空いていると、リフト待ちのストレスが皆無、比較的安全に滑ることができる、ぼっちスキーヤーでも寂しくない…などなどメリットがたくさんあります。

特に初心者スキーヤーの場合は空いているゲレンデを広く使って練習したいですよね?

見ている人も少ないので転んでも恥ずかしくありません。バリエーショントレーニングも思う存分できます。また、僕なんかは普段ぼっちスキーヤーなので孤独感を紛らわすためにあえて雨の日を選んだりします。なので、初心者の方やお友達の少ないスキーヤーの皆さんにおすすめです。

滑り方のバリエーションが増える

雪山というのはいつでもコンディションが良いわけではありません

スキーヤーとして高みを目指すためには、時にはガリガリのアイスバーンやモフモフの新雪などいろいろな雪面状況に対応する必要があります。

雨の日=シャバシャバの雪は確かに滑りにくいです。ただ、春スキーなどに行くとわかるのですが、気温が上がって雪が解けた結果ゲレンデがシャバシャバで全然スキー板が進まないという状況もよくあります。スキーヤー人生を歩むなら、「シャバシャバ雪」は頻繁に経験するので、あえて雨の日にスキーをしてシャバシャバ雪に慣れる、自分から板に働きかけて推進力を得る練習をするというのも必要不可欠なのです。

余談ですが…

雨の日はコブも滑りやすいです。

特にスキー検定を受ける方におすすめです。慣れないうちにコブを滑るのってかなりハードルが高いですよね。僕も「意を決して挑戦したもののコブにはじかれてぶっ飛ばされた~」という経験はかなりあります。

ですが、なんとなんと雨の日はスキー板が滑るスピードが落ちるので格段に滑りやすくなります。不整地でのポジション練習や、滑る感覚を養う意味でも雨の日の特訓は非常におすすめです。

具体的なコブ(不整地)の滑り方は【徹底図解】スキー検定1級合格講座(種目・合格のコツ・裏技 総まとめ)でまとめています!

雨の日スキーの後は温泉が2倍気持ちいい

これは感覚的な話ですが、体が冷えた後の温泉ってたまらなく気持ちいですよね~!

だいたいのスキー場では、近くに温泉があります。「温泉で普段以上に癒されたい」「スキー後の温泉が好き!」という温泉ありきのスキーヤーの皆さんはぜひ雨の日スキー→温泉のコースを試してみましょう。いつもの倍気持ちが良いですよ?

最低これだけは持って行って…!雨の日スキーに絶対必要なもの

防水スプレー

スキーウェアに雨が浸水するかどうかで不快感がだいぶ変わってきます。体感温度も変わるので、できるだけ浸水を防ぐ努力をしましょう。

手っ取り早いのは防水スプレ-をウェアに吹きかけることです。完全とは言わないまでも雨の浸水を相当ブロックできます。一口に防水スプレーといってもピンキリですが、ウィンタースポーツで不自由なく使える評価の高いモノを選びましょう。そして、ゴーグルも曇りやすいので、安全対策の意味でも「曇り止め」は必須です。

ヘルメット

雨の日も晴れの日も優秀なのがスキー用ヘルメットです。

雨や雪をブロックするだけでなく通気性もいいんです。最近は安全性ゆえにスキー界ではニュースタンダードになりつつありますね。持っていないスキーヤーの皆さんは、ひとつは買っておくとなにかと重宝します。

というか、雨の日にニット帽だとどんどん吸水して悲惨なことになります…。

ジップロック

お金(紙幣)はともかく、携帯を普通にポケットに入れておくと雨にやられて大変なことになるので、密封できる袋があると安心です。

100円で買えるものでOKです!携帯が水没して後で後悔しても遅いので絶対に持っていきましょうね!

まとめ

それぞれのスキーヤーの目的にもよりますが、雨の日のスキーも結構おすすめです。空いているゲレンデでストイックに練習したいときや、どんなゲレンデコンディションでも安定して滑れるようになりたいスキーヤーの皆さんには特におすすめです!ぜひ試してみてくださいね。

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