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【完全版】スキーの種類 [競技・基礎・アルペン・クロスカントリーなど]まとめ

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テレビでよく目にする、アルペン・モーグル・クロスカントリーなど、スキーの種類を体系的にまとめました。

僕は大学時代、山小屋にこもってひたすらスキーに打ち込んだ経緯があるため、TVでオリンピックをはじめとしたスキー大会を放映していると目に留まるのですが、アルペン・クロスカントリー・ノルディック・大回転?などいろいろな用語が飛び交っていて、頭の中が「???」とよくなります。同様の疑問を持っている方も多いのではないかと思い今回、体系的にまとめてみました。

スキーは大きく分けて2種類

スキーは大きく2種類に分けることが出来ます。
基礎スキーと競技スキーです。個人的にわかりやすい例えだと思うのが、「基礎スキー=フィギュアスケート」「競技スキー=スピードスケート」かなと。詳しく解説いたします。

基礎スキー

基礎スキーは、デモスキーとも呼ばれ、きれいに滑ることに主眼を置いたスキースタイルです。国内では年に1回、大きな大会が開催されています。その名も『全日本スキー技術選手権大会(通称:技術選)』。「規制されたコースを滑った中で、ターンや体のさばき方の質(きれいさ)、効率性などを総合的に数値化して」順位を決めるというものです。ちなみに身近なところでは…、スキースクールに在籍している多くのスキーインストラクターさんの滑りは、基礎スキーです。
ただし、時として基礎スキーは批判の的になることも…。というのも、大会などの順位決めの判断基準が「タイム」などの絶対的な指標に基づいておらず、あくまでも「綺麗さ」を比較しているので、基準が若干あいまいなのです。よって結果や順位に対して賛否両論がまきおこることも…。ここら辺は、「フィギュアスケート」や「空手の型」など演技系スポーツの宿命なのかもしれませんね。

競技スキー

競技スキーは、その名の通り、「スピード」や「距離」などを競う、競技として確立されているスキーを指します。皆さんがオリンピックなど、テレビで放映している大会で目にするのはこっち。スピードや距離という「測れる基準」を主眼においているので、誰が見ても勝敗がわかりやすいのが特徴です。

オリンピックなんかでピタッとした、レーシング用のウエアを着ている選手をよく目にしますよね。あれは、極限までスピードを追い求める0.00秒の世界だからこそ、抵抗を少なくするために着られているんです。危険と隣り合わせの高速域での攻防は見ていてスリリングですがその分スカッとした気持にもなる。そんなところが競技スキーの醍醐味なのかもしれません。
さて、競技スキーはさらにいろいろな種類に枝分かれしています。

競技スキーは2種類に枝分かれする!

競技スキーをさらに分解していくと、「アルペンスキー」と「ノルディックスキー」の2種類に分けられます。それぞれのスキースタイルの違いについて解説します。

アルペンスキー

もっとも「スピード」に特化した、20世紀に発展を遂げた競技です。最大傾斜40度以上のコースを疾走する超スピーディーな種目で時速100km以上出ることもあるんだとか。20世紀に盛り上がりを見せ、徐々に競技として今の形になりました。ちなみに、ヨーロッパのアルプス地方が発祥といわれています。「アルプス」と「アルペン」。なんだか似ていますよね♪

特徴のひとつは、コース上にジグザグに設置された旗門(赤・青の旗)。この旗門を通過しながら滑り降りるのがルールです。旗門の数と配置によって「ダウンヒル」、「スラローム」、「ジャイアントスラローム」、「スーパー大回転」の4つに分けられます。ここら辺の違いは専門的になりすぎるので興味のある方は検索してみてください♪

ノルディックスキー

「距離」に特化した競技です。スウェーデンやノルウェーなど北欧で発展しました。アルペンと違う点の1つは、スキーブーツのかかとがスキー板と離れていること(かかとを浮かすことが出来る)。これにより、スキーを履いたまま歩いたり飛んだり、機動性がある動きが出来るようになりました。このノルディックスキーは3つに枝分かれして独自の進化をしていきます。

ノルディックスキーは3種類に枝分かれする!

クロスカントリースキー

「長距離をスキーを履いて進むスピード」を競います。アルペンスキーなどは斜度があるコースを自然落下で滑降していきますが、クロスカントリーは起伏のある長距離のコースを自力でひたすら歩くパートが長いのが特徴。そもそも移動手段として発達したスキーの原点を残した競技ともいえます。ハードさの方向性はマラソンなどに似ていますね♪

スキージャンプ

もっとも「飛距離」に特化した競技です。
オリンピックでもよく目にする花形種目のひとつですね。最大傾斜35度のジャンプ台から100mほど滑走した後にジャンプし、着地するまでの飛距離を競います。飛距離の世界記録はなんと250m越え。日本の選手では、高梨沙羅選手や葛西紀明選手が有名ですね。

ノルディック複合

複合という言葉の通り、「ジャンプ×クロスカントリー=ノルディック」と覚えておけばOKです。ジャンプとクロスカントリー両方のスキルが必要なため、非常に難易度の高い競技といわれています。日本ではオリンピック2大会で銀メダルを獲得した渡部暁斗選手が有名です。

フリースタイルスキーが登場!

1950年代あたりから盛り上がりを見せた、比較的新しい種目です。
それまで「速さ」や「距離」を主眼に置いてきた他の競技スキーとは少しだけテイストが異なり、技の「技術の高さ」に主眼を置いています。
フリースタイルの中には、凹凸のある急斜面を滑り下りるスピードを競う「モーグル」や、U字型の斜面で空中技を競う「ハーフパイプ」などがあります。人工的に手を加えた斜面を利用して技を競い合うのが特徴です。

まとめ

一概にスキーといっても、さまざまな種類があることがお分かりいただけたでしょうか?今回、メジャーなものを選りすぐってまとめたのですが、他にも冬季近代2種競技の「バイアスロン(射撃とスキーを掛け合わせた競技)」など、さらにバリエーションは増え続けています。今回ご紹介したように体系的に覚えておくと、オリンピックの見方も変わると思いますのでぜひ一旦頭の中で整理してみてくださいね♪

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