いつもひとりでスキーに行く“永年ぼっちスキーヤー”がスキー場での出会いについて正直にまとめました。
さて、気になっている方も多いと思いますが、スキー場での出会い通称「ゲレンデマジック」はあり得るのか?どれくらいの確率なのか?について実体験をもとに解説していきます。
いきなり結論から言いますが、ゲレンデでの出会いは、ほぼほぼ無理!難易度高め!
よく「ゲレンデマジック」という言葉を聞きますが、スキー場に行って出会える確率はめちゃめちゃ低いです。ハナから期待しないほうが良いくらいですね。とはいえ、『出会えません。』というお話だけだとこのページの存在価値がなくなるので、「ゲレンデ×恋愛」のメリットや、誰でもできる確率の高い出会い方についても併せてご紹介いたします。
それではさっそく『どれくらいの確率で出会える?』『なんで出会えない?』『出会う方法は?』の3つの項目に分けて説明していきますので少しだけお付き合いください!
【この記事でわかること】
①ゲレンデマジックが起こる確率
②スキーがもたらす恋愛にプラスの効果
③確率の高い出会い方
目次
ゲレンデマジックの確率はズバリ●%!?
まず実体験としては、ないです。15年以上1人で滑っていますが、スキー場で出会った経験なんていまだ皆無です。
そもそもゲレンデに来ている子と話すことすらないです。これは単に僕が超人見知りだからでしょうか?まあ、それも多分にあると思います。
でも!スキー場に居ると、話せる距離に近づくチャンスがそもそもないので、基本的には「話しかける~」とかそれ以前の問題なんです。
では、一般的に出会える確率はどのくらいでしょう?
ちょうど良いデータがあるのでご紹介します。
2017年に株式会社インターワイヤードが運営するネットリサーチ『DIMSDRIVE』が実施したアンケートの中に、「スキーまたはスノーボード(ゲレンデ)ならではの恋愛エピソードはありますか」という項目があります。
気になる結果は、84.7%が「特にない」と回答したという衝撃的な結果になりました。しかも!アンケート対象には「友達とスキーに行った際の恋愛エピソード」も含まれているので、これが一人で行ったときの出会いの確率となるともっと下がるはずです。
やっぱりゲレンデマジックは幻だったんですね!
スキーはなんで出会いがない?
スキーで出会えない理由はなんなのでしょう?
「スキー人口は年々減少しているって言うし、そもそも母数が少ないのでは?」と思う方もいるでしょうが、実際ゲレンデには可愛い女の子やカッコいい男性がゴロゴロしてます。
僕も毎回見かけますので、このスキー歴15年の中で星の数ほど見かけてます。でも会えないんです。
だって
みんなグループで来ているから!!
これが一番大きな理由だと思います。そりゃあ話しかけられませんて。ゲレンデには学生旅行やサークルなんかで来ている若い世代が結構います。
でも彼らはグループの中だけで出会い、付き合い、別れを繰り返すので、基本的に我々のようなボッチには目もくれません。どれだけうまく滑ったところで「へー。あの人うまーい」くらいの目線を少しくれるだけ。入っていく余地も勝ち目もありません。
同性だけのグループも一定数存在しますが、我らソロぼっちスキーヤーには他人に話しかける勇気なんてないですよね?
では、スキーで出会うのは無理と割り切ったほうが良いのでしょうか?
そう言い切るのはまだ早いです。
スキーにはプラスの効果もあるんです。
上の方でもご紹介しましたが、『DIMSDRIVE』が2017-2018シーズンに実施したアンケートによると、『スキーウエアを着ているとカッコよく(可愛く)見える』が8.3%、『ゴーグルをつけているとカッコよく(可愛く)見える』が5.5%、『ゲレンデ特有の雰囲気からなのか、ふだん何とも思っていないのに気になった』が4.3%と、ゲレンデでは普段よりカッコよくor可愛く見える「ゲレンデマジック」はある程度効果があるみたいです。
さらに、どちらかがスキー初心者の場合、スキーを教えるときに手を取ったり支えたり、必ず何らかの触れ合いがあります。
このような触れる行為を心理学的に「タッチング」と呼び、相手を安心させたり親密度を増幅させる効果があると言われています。ボディータッチに代表されるように、一気に距離を詰めるには有効な手段なんです。それが自然にできるウインタースポーツは仲良くなるのにうってつけのスポーツと呼べるでしょう。
結論:スキーは出会いがほとんどないけど、仲良くはなれる!
以上のことから、スキー・スノボで出会うためには、完全なソロぼっちスキーヤーには孤独で確率の低い戦いになるけど、知り合ってからデートに行くならマジックにかかる可能性もある程度あるよ…!ということになりますね。だったらスキーを軸にしながら交流できる場所に飛び込めば解決良いんです!
スキーで出会う方法3選
スキー・スノボのリゾートバイトをしよう
実感としてはこれが一番付き合える確率が高い気がします。
というのも、スキー場でのバイトって学生がメインなので若い人が多く、わいわい楽しめます。バイト後にはみんなで飲みに出かけたり交流も盛んなので自然と距離が縮まりやすいんです。
僕も学生時代はリゾートバイト先の同僚とお付き合いさせていただきましたが、雪山でのリゾートバイトってぜんぜん娯楽がなくて閉鎖的なので、持て余した情熱を恋愛に向ける方が多く、なんというか気持ち的に盛り上がるので結構出会いが起こりやすい場所と言えるでしょう。
スキー場でのバイトといっても滑れなくてもOKなところが多いです。キッズレッスンのサポートをしたり、スキーを履かなくてもバイトできるスキー場があるので、基本的に誰でもウエルカムです。
さらに、バイトである以上給料が発生するのでリゾートバイトを終えて下山するときには結構お財布が潤っていたりします。
1か月単位でもOKな求人もあるので少し時間を作ってお試しでやってみるのも良いと思います。
1シーズンガッツリバイトした後で、「また来年会おうね!」と再開を誓って分かれるのもなんか青春って感じで素敵ですね。
スキー・スノボサークルに入ろう
バイトに次いでおすすめなのが、サークルです。
これは学生の方におすすめですね。学生サークルだと、普通に春休みの2か月くらいずっと山籠もりさせられます。その中で居候先の他の学生や先輩と仲良くなりやすいです。
また、サークルだとグリーンシーズンも含め、年がら年中一緒にいるため距離がめちゃめちゃ近くなります。
ただ、もはや家族レベルまで距離が近くなると、逆に素が見えて嫌いになるかも…。その代わり、お互いの素性を知り尽くしているので、結婚まで繋がる長い関係が築けるかもしれませんね!実際、卒業後にそのまま結婚した同期や先輩も数人いました。
社会人になってからは、会社や地元にスキークラブがあれば入るのもあり。ただ、Webを見ればスキーサークルの集約サイトなどで入会案内が出てきますが、個々のサークルの多くはHPを持っていないためメンバーの顔や年齢層・性別がわかりにくいのがマイナスポイントです。
最後の手段はこれ。
もう学生じゃないし、まとまった時間も取れないよ~という社会人の皆さん。
スキー・スノボという同じ趣味を持った人を見つけましょう。片っ端から聞いて回るか、噂を嗅ぎつけてアタックするかですね。
「いやそんなの無理ゲー。人見知りなめんなバーロー」という方は最後の手段として「趣味:スキー・スノボ」でマッチングさせちゃいましょう。昔はギラギラした目をした男女が集う巣窟みたいなイメージがあったと思いますが、今となっては普通に趣味の合う相手を探す「友達探し」に使う方も多いので安心して大丈夫です。
まとめ
ソロスキーメインのぼっちスキーヤー・ボーダーがスキー場で異性と出会える確率は15%もないです。非情な数字になってしまいましたが、仲良くなるためには最適なスポーツです。「出会う」のではなく、「仲良くなる」手段として考えておくことをおすすめします。